よくある質問

テストについて

  • Q1-10.TOEICを受験するにあたって、再受験や事前準備等で著しく有利になることはあるのでしょうか?よく英会話学校や出版物等で、TOEIC対策と銘打ったものが目立つのですがいかがでしょうか?

  • A1-10.一般的に、実力以外で高得点をとる可能性があると思われている要因には、多肢選択において推測による得点効果(Guessing effect)、練習による得点効果(Practice effect)、受験指導による得点効果(Coaching effect)の3種類があります。

    このうち「推測による得点効果」については、Q1の「TOEICはマークシート方式を採っていますが、たとえば、選択肢のAだけに印をつければ、4分の1の確率で正解をねらえるのではないでしょうか?」の回答で説明しているように、対策はとられています。

    「練習による得点効果」は主として、問題形式に慣れることにより得点上有利になることを意味し、「傾向と対策」といった対応があげられます。しかし、TOEICの形式は毎回同じであり、テスト案内等でもサンプル問題といった形で明記されています。開発したETSは、すべての受験者に事前によく出題の形式に慣れておいて欲しいといっています。これは、形式に慣れることでスコアが高くなるのではなく、形式に不慣れなため十分に実力を発揮できないことが考えられるからです。特に日本人の場合、普段学校等で慣れ親しんできた英語のテストとは、問題量やスピードがかなり違っているため、初めて受験した人はとまどってしまい、結果的に実力を発揮できないまま終わってしまったという人も見受けられます。そのため、自分の実力を正確に測るためにも形式には事前に慣れておくことが望ましいのです。

    最後の「受験指導による得点効果」は予想問題が当ることによる得点上の有利さを意味します。しかしこれは、ある程度出題範囲が決まっている場合には可能でしょうが、TOEICは出題範囲が限定されておらず、いいかえればすべての範囲から出題されるものです。ですから、同じ問題を予想することは不可能ですし、いくつか同じ単語や熟語、構文といったものを当てることができたとしても、全体のスコアにあたえる影響は微々たるものです。つまり、受験指導による得点効果にたいしても対応できていることになります。

    TOEICはあらゆる点で、実力以外の要因によって評価基準にゆがみが生じないよう、細心の注意を払って設計されています。付け焼き刃的受験対策はTOEICには通用しないとご理解ください。

    但し、英会話学校や市販の教材によってTOEICの類例を多数練習することは、決して無駄ではありません。TOEICと同じようなスピードで英語を聞き、速いスピードで英語を読む練習を続けることにより、スピード対応能力がつき結果としてTOEICスコアがあがれば、それはまさに英語の実力がついたことを示しているのです。