

「グローバル化」がより具体的で身近な事柄になってきた現在、多くの企業が社員の英語力向上を重要な課題にしています。英語力を重視する企業では、新卒採用社員の内定時や入社時にいち早くTOEICテストを実施するケースも多く、その実施企業数・受験者数は増加しています。今回は、2006年度の新入社員(※)に対するTOEICテスト実施状況(団体特別受験制度利用)とその結果をレポートします。
※このデータでは、2005年10月1日から12月31日(内定者対象)、2006年4月1日から6月30日(新入社員対象)にTOEICテストを実施した企業のデータを集計しています。

2006年度の新入社員受験者数は41,635人と、前年度から6,000人以上もの増加が見られ、2002年度以来再び4万人を超えました。実施企業数の伸び自体は前年度に比べて少なかったにもかかわらず、このように大幅な受験者数の増加が見られました。雇用状況が改善されてきているという背景も影響しているのでしょうが、やはりこれからの社会人に対して英語力を望む企業側の姿勢がより強まってきていることがわかりますね。


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TOEIC運営委員会ではTOEICスコアの目安として「TOEICスコアとコミュニケーション能力レベルとの相関表」を作成しており、この中で470点以上730点未満をCレベルとしています。「TOEICスコアとコミュニケーション能力レベルとの相関表」についてはこちら。
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2006年度の平均スコアは466点で、Cレベルまであとわずかです。各業種の平均スコアを見ても、ほとんどが400点を超えていることがわかりますね。
細かくデータを追っていくと、「どの業種で受験者数が多いのか?」「Cレベルの割合の多い業種はどれか?」など、業種ごとの傾向が見えてきます。特にこれから就職活動を控えている皆さんは、準備のための参考にしてみてはいかがでしょうか。
![[TOTAL スコア分布:41,635人]](img/vol4_p_05.gif)
![[LISTENING スコア分布:41,635人]](img/vol4_p_06.gif)
![[READING スコア分布:41,635人]/345〜440点取得者が約4分の1](img/vol4_p_07.gif)
最も人数が集中しているのは345〜390点の範囲で約13%(5,350人)、ついで395〜440点の範囲で約12%(5,056人)となっています。この2つをあわせると約25%が345〜440点に分布していることになります。しかし、平均スコアが466点ですから、この範囲より上のレベルの人も当然多く存在します。795点以上という高スコアの人も決して少なくはありません。業種によっては入社時から高いスコアを求められるでしょうし、そうでなくても早めに英語力を身につけておくことで、仕事の幅もチャンスも広がっていくはずです。




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