全力疾走STUDENTS ボクの、私のCampus life & English スポーツ、音楽、アート、研究、ボランティア、ビジネスetc. いろんな分野で全力疾走する輝く学生にインタビュー!

未知の世界に自ら飛び込み、新たな人との出会いに学ぶ/安野 美波 Yasuno Minami/立教大学 経営学部 経営学科 2年

<プロフィール>
体験型グループ学習「ビジネス・リーダーシップ・ブログラム」など学部の授業に力を入れる一方、学外でもボランティアをはじめ幅広い活動に参加。今夏のフランスでの古城修復ボランティアがきっかけとなり、英語を熱心に学習中。将来は雑誌編集者を志し、2年次からのゼミでは「メディア戦略研究」を選択。

――今年の夏は海外で古城修復のボランティアに参加したそうですね。

2007年7月29日から3週間、南仏のエコテロームという村で、村おこしの古城復興プロジェクトのお手伝いをしました。現地の人たちと一緒に、チェコ、韓国、ロシア、アルメニアなど世界中から集まった同年代の仲間15人と、壁を修復したり、周囲の木を伐採したり。炎天下での肉体労働で生傷も絶えませんでしたが、建物が当時の姿をだんだん取り戻して来るのを見るのはやっぱり嬉しかったですね。

現地では各国のボランティア仲間と、30畳ほどの食堂ホールに寝袋を持ち込んで共同生活をしていました。掃除や炊事は違う国の人どうしがペアを組んで当番で行います。言葉も考え方も違う相手との作業は、はじめはなかなかスムーズに進まず、戸惑いもありましたが、そうした壁を超えてコミュニケーションができるとそのぶん喜びも大きい。国内でもボランティアなどの活動は度々していたのですが、多様な仲間と出会うことで「自分はいままで狭い世界にいたんだ」とつくづく感じました。

――ボランティア仲間とはどのようにコミュニケーションを取っていたのですか。

国も言葉も違う仲間たちですから、共通語は自然と英語に。「もっと言葉ができたら、仲間ともっといろいろなことを話せるのに」というもどかしさは常にあり、「帰ったら英語をしっかり勉強したい」と何度も思いました。

さまざまな人に出会い、いろいろな話をして、新しい物の見方を知る。私はやっぱりそうした人とのかかわりが好きだし、それこそが自分を最も成長させてくれると考えています。帰国後、子供たちと寝食を共にして面倒を見るキャンプや、全国の大学生が1週間合宿して共同でビジネスの企画を練るコンテストにも参加しました。こうした経験でも刺激を受けましたが、やはり海外の人が相手だと違いが大きいぶん学びも大きい。もちろん温かい気持ちは言葉がなくても伝わるのですが、こうした学びあいには英語が欠かせないなと実感しています。

――

来年はいよいよ3年生。

大学生のうちにこれだけはやっておきたいということはありますか。

「将来は雑誌の編集者になりたい」という高校生の時からの夢があり、今まで何をするにもつい「これは将来の役に立つか」と考えてしまいがちでした。しかし、フランスでの経験を通じ、「興味をもったことは何でもどんどん挑戦しよう」と思えるようになりました。今回はそもそものボランティア探しから航空券の手配まで、すべての準備を自分でして、現地では途中でくじけそうにもなりながら何とか最後までやり遂げた。それが「やろうと思えば何でもできる!」という自信につながったんです。あらゆることに目的や成果を求めなくても、そこでの経験は必ず自分の糧になっていくんだな、と。

そんな私が今、一番力をいれているのが英語の勉強です。毎日朝と夜、単語集と付属の音声教材を使って、知っている単語もすべて発音からやり直し。実はまだTOEICを受験したことがなく、近々大学のTOEIC団体特別受験制度*で受験することを計画中です。フランスでの生活を通して英語力も上がったと思うので、受験してどのくらい実力があるのか測ってみたいんです。

今もボランティア仲間の誰かしらから毎日メールが来て、辞書とにらめっこしながら返事を書いています。3年生の夏にもう一度現地に行こうと思っているのですが、「お互い頑張って英語を勉強して、来年また会おうね」って言われると、やっぱりやる気が出るんですよね。

*企業・学校などで実施されている、TOEICの団体特別受験制度(IP:Institutional Program)。

メッセージ

やりたいことを、ただ「やりたい」で終わらせるのはもったいない。まず自分でアクションを起こさないと何も始まらないので、とにかく一歩を踏み出してみるのが大切だな、と思っています。
もう一つ、「この職業につきたいから」と将来を見据えて頑張ることはもちろん大切だけれど、それだけに縛られずに、いろいろなことに挑戦し、いろいろな人に会って、自分の世界を広げていくことが大切。そうやって経験を積んでいけば、自然と結果につながっていくのではないかと思っています。



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