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英語学習コーチ タニケイの ひろがる・つながるワクワク英語学習

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谷口恵子(タニケイ)

英語学習コーチ

プチ・レトル株式会社CDO

TOEIC L&Rスコア 980点


英語を身に付けて夢をかなえたい人をサポートする英語学習コーチ。

大学卒業後、日本オラクル、ソニーを経て、現在英語学習コーチ兼プチ・レトル株式会社CDO(Chief Dreaming Officer)。

著書「仕事で使える英語フレーズ」「英語耳を作るシャドーイング」「英語口を作る発音トレーニング」など。

 

Enjoy Learning English!!主宰 

Facebookページ「タニケイ式英語学習法」 

第1回:
「レシテーション」で楽しく英語を自分のものにする!

こんにちは。英語学習コーチの谷口恵子、略してタニケイです!

皆さん、毎日どんな英語学習をされていますか?英語学習は楽しいですか?それとも、ちょっと苦しいですか?

 

私自身も、留学経験はなく、社会人になってから英会話スクールに通ったり、独学でeラーニングなどを利用して、試行錯誤しながら英語を学んできました。なかなか伸びなかったり、何をして良いか分からなかったり、仕事が忙しくて英語からしばらく離れてしまう時期もありましたが、2009年に3ヶ月間集中シャドーイングトレーニングを続けた後、TOEIC L&Rスコア 980点(リスニング最高点)を取得しました。

 

その後も英語の実践力、運用力をもっと高めていきたいと思い、2011年秋に英語での発信力、コミュニケーション力を高めることができる英語学校に出会いました。今も、モチベーションの高い仲間たちに良い刺激をもらいながら、楽しく英語学習を続けています。

 

そして、そんな自分の経験から、実際に効果があったおすすめの方法を、楽しく続けられるような形でたくさんの方々にお伝えし、「英語学習難民」を減らす活動を続けています。

 

英語学習は一人で苦しみながらするものではなく、それを通じて人とのつながりを作ることができたり、自分の成長を実感することができる、とても楽しいものです。ワクワク、楽しく、一緒に英語を学んでいきましょう!そして一緒に成長していきましょう!

これから何回かに分けて、私のおすすめの英語学習法をご紹介していきます。第1回の今回ご紹介するのは、「レシテーション」です。

■レシテーションとは?

「レシテーション」って、聞いたことありますか?英語ではRecitation、つまり「暗唱」という意味です。

 

人のスピーチを、単に丸暗記して暗唱するだけではなく、何度も口に出して練習しながら、その意味も深く理解し、最終的には自分自身のスピーチかのように話せるようになるまで練習していきます。すると英語学習の効果が高まるだけでなく、より深くレシテーションの魅力を味わうことができるのです。ぜひ一緒にチャレンジしましょう!

■レシテーションの効果

私自身がレシテーションを練習したことにより実感している効果は以下のようなものです。


(1) 英語のリズム、強弱や抑揚、音の変化に慣れる

(2) 英語をかたまりで話せるようになる

(3) 英語を日本語に訳さず、イメージで捉えられるようになる

(4) 表現力・伝える力が身に付く

(5) 人前で話すことに慣れる


このうち、(4)(5)の効果は英語を話すときだけでなく、日本語を話すときにも同様の効果が現れますので、人前で話すことに慣れたい方、表現力・伝える力を身に付けたい方にも、レシテーション練習はおすすめです。

■レシテーションの題材

レシテーションの題材は、音声とスクリプトがあるものであれば、何でも構いません。自分の興味に合わせて、好きなものから始めてみましょう。

 

有名なスピーチのレシテーションをするのもおすすめですし、TEDのスピーチを使ったり、映画や海外ドラマのワンシーンを使って役になりきって話すのも楽しめると思います。TOEICテスト公式問題集のPart3の会話文やPart4のアナウンス文などをレシテーションしてみてもいいですね!

 

ちなみに、私が好きなレシテーション題材は、スティーブ・ジョブズのスタンフォード大卒業式でのスピーチです。

■レシテーションの練習方法

レシテーションを練習するときの、おすすめの方法です。いきなり丸ごと覚えようとするのではなく、少しずつ区切りながら、音を丁寧に聞いて練習していきましょう。


(1) リスニング

まずはオリジナルのスピーチの音声を何回も聞きます。意味は分からないままで良いので、とにかく音を味わいながら聞きます。リズムやイントネーションを体に染み込ませるようなイメージです。先にスクリプトを見てしまうと、思い込んでいる発音で練習を始めてしまうので、スクリプトは見ないで何度も聞きます。


(2) リピーティング

スクリプトを見ながら、ポーズごとに細かく音声を区切って、その単位で真似をして話します。自分が思っている発音と違っていたところや、単語と単語がつながって聞こえるところ(リエゾン)などは特に丁寧に何度も練習します。


(3) 長い単位でリピーティング

細かい単位でオリジナルの音声に近い音で話せるようになってきたら、センテンスごと、段落ごとなど、だんだん長くして、つなげて話してみます。このときには、特に音の上がり下がり、強弱に気をつけます。オリジナルの音声をよく聞いて真似をします。


(4) オーバーラッピング

スクリプトを見ながら、オリジナルの音声と同時に話してみます。音声のスピードが速すぎる場合には、速度変更ができるソフトやアプリ、機器などを使って、90%、80%などスロー再生をしながら、同時に話してみましょう。


(5) シャドーイング

オーバーラッピングでスムーズに話せるようになったら、スクリプトを見ないで、音声だけを聞いて、そのすぐ後を追いかけて話してみます。シャドーイングをする際には、意味は考えずに、音を反射的に追いかけます。自分の声が邪魔にならないように、イヤホンで音声を聞きながらシャドーイングをするのがおすすめです。スクリプトが頭の中に浮かんでしまう人は、音声のイントネーション(音の上がり・下がり)を聞いて真似するようにすると、シャドーイングになりやすいですよ。


(6) 暗唱

シャドーイングで音声をきれいにコピーできたと思ったら、スクリプトを見ないで話す「暗唱」に移っていきましょう。忘れてしまったらいつでもスクリプトを見られるように、スクリプトをコピーして持ち歩いたり、家の中のすぐ見られる場所に貼っておくのがおすすめです。


(7) レシテーション

暗唱ができたと思ったら、意味もしっかり確認しながら、気持ちを込めて話す練習をしていきます。そのスピーチを通じて自分が伝えたいことを考えながら話してみましょう。このときには、オリジナルの音声とは違う話し方になっていって構いません。自分が伝えたいメッセージを考えながら、自分なりのスピーチに変えていきましょう。

「仲間とレシテーション練習」がおすすめ!

できれば、一人で練習するだけでなく、誰かと一緒にレシテーション練習をする機会を作りましょう。自分のレシテーションを聞いてもらって客観的なフィードバックをもらうのも大事ですし、人のレシテーションを観るのも、とても勉強になります。

 

私も毎週レシテーション練習会に出て、仲間とお互いにフィードバックをし合っています。多いときには20人以上参加することも!


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▲レシテーション練習会の様子

同じスピーチなのに、一人一人個性が出て、違うレシテーションになるところが面白いのです。そして、毎回それぞれの人がうまくなっていく過程を見るのも、モチベーションアップにつながります。


レシテーションは、単に英語のスピーチをきれいな発音ですらすら暗唱できれば良いというものではなく、そのスピーチを通じて人に何かを伝えることができるか、聞いている人の心を揺さぶることができるようになるか、がポイントです。それを学ぶためにも、表情やアイコンタクト、ジェスチャーも含めて、聞いてくれている人とコミュニケーションを取りながら話す練習をするのがおすすめです。 

■レシテーション披露の場

練習するだけではなく、ぜひレシテーションのコンテストにも出場してみましょう。英語学校などでレシテーションのコンテストを開催しているところがありますので、「英語 レシテーション コンテスト」などのキーワードで検索してみてくださいね。

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▲人前でレシテーションをしていると、気持ちがこもって

自然と表情やジェスチャーもついてきます。

■私のレシテーション歴

実は私が最初に英語スピーチの「暗唱」をしたのは、中学生のときでした。横浜の中高一貫の女子校に通っていて、毎年英語スピーチコンテストがあったのですが、中学生のときにそのコンテストの中の「暗唱の部」に出場することになったのです。詩を一つと、「主の祈り」を暗唱しました。どちらも短いものでしたが、緊張して頭が真っ白になりながらも、毎日練習していたおかげで、口が勝手に動いて、すらすら言えたことだけは覚えています。でも、今思うとこれは単なる「暗唱」で、「レシテーション」ではなかったのです。「気持ち」が入っていませんでしたから。

 

その後、私が本格的な「レシテーション」と出会ったのは、2011年に英語学校に入学してからでした。そこではレシテーションが全生徒の課題になっていて、最初に練習したのは、スティーブ・ジョブズの2005年のスタンフォード大卒業式でのスピーチでした。元々好きなスピーチでしたので、楽しく練習しました。そして、このジョブズのスピーチのレシテーションが、私の人生を大きく変えたのです。

 

ジョブズのスピーチが、私の人生におよぼした影響については、プレゼンワークショップの動画(TOEIC SQUAREへのログインが必要になります)で語っています。ぜひ観てみてくださいね!

レシテーションについての
TOEIC® Listening & Readingスコア別学習アドバイス

【TOEIC® Listening & Readingスコア10~395点の方へ】
短めの会話を使ったレシテーションから始めてみましょう。

最初から長いものを覚えようとせずに、短めのものから始めましょう。たとえば、TOEICテスト公式問題集のPart2の短い会話文を使ってみましょう。まずは解答・解説編のスクリプトを見ないで、音声を何回か聞いてみます。ディクテーションをして、正解を確認し、その後スクリプトを見ながら音声を聞いて、繰り返してみましょう。音声の真似をしてスムーズに言えるようになったら、暗唱してみましょう。まるで自分の言葉として話しているかのように、気持ちを込めて、情景を思い浮かべながら話してみましょう。


【TOEIC® Listening & Readingスコア400~695点の方へ】
30秒くらいの音声を使って
レシテーションをしてみましょう。

30秒くらいの音声、たとえば、TOEICテスト公式問題集のPart3, Part4を使ったレシテーションがおすすめです。最初にスクリプトを見ないで何回か音声を聞いた後、ディクテーションをして、聞き取れない箇所を明確にします。その後、いきなり全部を覚えようとせずに、一文ずつ丁寧にリピーティングをしましょう。特に単語と単語が繋がって音が変化している部分があれば、そこに意識をしながら繰り返し聞いて、繰り返し口に出します。速過ぎる場合には、スピードを変更できるアプリやソフトなどを使って、スピードを遅くして丁寧に真似をしてみましょう。

【TOEIC® Listening & Readingスコア700~795点の方へ】
やさしいニュースを使った
レシテーションがおすすめ。

オンラインニュースなどを使って、色々題材を変えながら、レシテーションをしていきましょう。ニュースを使うと、きれいな正しい言い回しや、新しい語彙も仕入れられます。最初はネイティブ向けのニュースではなく、英語学習者向けの少しゆっくりめのニュースを使うのがおすすめです。一文ずつのリピーティングがスムーズにできるようになったら、音声と同時に話すオーバーラッピングを何回かやってみましょう。最初はスピードが速く感じますが、だんだんついていけるようになります。覚えてきたら、最後はニュースキャスターのように、誰かに伝えるつもりでレシテーションをしてみましょう。


【TOEIC® Listening & Readingスコア800~990点の方へ】
ネイティブスピードのスピーチや
映画のレシテーションに
チャレンジしてみましょう。

有名人のスピーチや、TEDのスピーチを使ったり、映画や海外ドラマの好きなシーンの会話を使ってレシテーションをしてみましょう。ネイティブスピードに合わせて話せるようになると、その速さを聞き取ることもできるようになります。音読、リピーティング、オーバーラッピングを丁寧にしていって、口がスムーズに回るようになってからシャドーイングに移ると、話すのが楽に感じます。また、シャドーイングを何回もしているうちに、リズムやスピード、アクセント、イントネーションなども音声と合っていきます。暗唱ができるようになったら、自分のレシテーションをビデオに撮って、客観的に見直してみましょう。機会があれば人前でも披露してみてくださいね。

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